熟年離婚の背景
熟年離婚がここ最近増加傾向にあるのは、女性の社会的地位の向上やそれに伴う自立などが要因である事は先にも述べましたが、それ以外に熟年離婚が増加している背景には、熟年離婚をテーマにしたドラマが放送されるといった事もあるようです。
こういったドラマは、ブレイクすれば社会現象のような位置づけになりがちです。
社会現象になっているから乗り遅れないように私も離婚しなくちゃ・・と考える人はほとんどいないと思いますが、今まで家や夫や子供のために我慢我慢で生活してきた人が熟年離婚に関するドラマや最近の生活傾向をみて、離婚するとこんなにいい人生が開けるかも、今とは違った人生を歩みたいと思い、結果的に離婚を触発されるケースが多くなるのは間違いないいえるでしょう。
さらに、熟年離婚に対して追い風を受けているのが、別の項でも紹介している「年金分割制度」です。
今まではまさか熟年世代になって離婚するとは想定もしてなかったせいか、年金に対して女性に不利な制度できていました。
そういった背景というか思想から、離婚をするとしても離婚後の生活苦が容易に想像されたのでなかなか踏み切ることはできなかったかもしれません。
しかし最近この年金制度が改定され、夫婦の年金を足して最大でも均等に分割してお互いに支払われるという制度ができました。
ただし分割される年金は厚生年金のみ対象となりますので注意が必要ですが、今までとは格段に差が出てくる制度だと思います。
年金の他に、慰謝料や財産分与なども考慮すると、実際熟年離婚をする人にはある程度額をもらえるような年代だとも思います。
したがってこの制度自体も、熟年離婚に拍車をかける原因となっていると言ってもある程度間違いではないと思います。
いずれにせよ離婚後は何かとお金は必要です。年金だけではなく慰謝料や財産分与の点でもよく考えていく必要があると思います。
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